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こんな仕事も

某資料館の展示映像がVHSで持ち込まれた。25年近くも前のレーザーディスクの映像でフィルムで撮ったらしいしっかりした映画なのだけれども、40分以上もあって来館者に見せるのにはつらいから15分程度に縮めてほしいとのこと。この手の仕事の場合、音楽やスーパーがうまく切れないことも多いが、今回は映画ふうの作りで音楽は少なめ、スーパーはタイトルとクレジット以外無しと言うことで作業がしやすかった。ただ、持ち込まれたのがVHSなのでドロップアウトも多いしノイズも多い。それで元のレーザーディスクからデジタル化させてもらおうと思ったら、もう資料館にもプレーヤーが無いらしい。うちにあったプレーヤーも人にやってしまってもうすでに無いし、レーザーディスクもそろそろ幻となりそうだ。
 それにつけて思い出すのは数年前の事。某々資料館のレーザーディスクプレーヤーとコントローラーが持ち込まれた事があった。そのセットは某々資料館の開設当時からあったらしいが、備品簿にも載っておらずどこから納入されたものか不明、コントローラーはカスタムメイドらしくマニュアルもなく使用方法は不明、作った所もわからないというもの。テレビの下にボタンがいくつか並んでいるのでボタンを押すと望みの映像が見られるようになるらしい。
ところがそのセット方法がどうしてもわからない。簡単に1番目、2番目の映像というのではないらしい。制作者に聞くわけにも行かず、全くのお手上げ状態となった。だいたいレーザーディスクの時代じゃないし、DVDで見せるようにした方がいいよといったのだけれどそこで問題が。
なんとすでにこのコントローラーが使えることを前提としてすでにレーザーディスクを30万円近くかけて焼いてしまっているというのだ。
ということでコントローラーの動作の解析からすることになってしまった。
コントローラーとプレーヤー間はRS-232Cでつながっている。そこで古いPC-98ノートをつないでコマンドを送って動きを確認したりコントローラーのコマンドを受けてみたりした。
幸いプレーヤーのマニュアルだけは付属している。コマンドテーブルとコントローラーの出力パラメータを照らし合わせていくと、ボタンごとに最初の再生フレームのナンバーをバイナリーデジットで出力するようにしてやればいいことがわかった。必要なフレームナンバーもRS-232Cから読み出して準備ができた。
問題はこのフレームナンバーをどこにどうセットするのかだ。
スイッチ、ないしはRS-232Cを通してセットする方法などなさそうだ。となるとメモリーに直接書き込むことになるのか。
メモリーを探すと、あるのは6502系のCPU(8ビット)の背中に乗っている(ピギーバック)メモリーらしきものが見つかった。真ん中に穴が開いてシールでふさがれているのは紛れもなくEPROM、書き換えにはEPROMライターで紫外線を当てて中身を消去してから書き込む必要がある。
汎用性のありそうな姿をしているコントローラーにこんな面倒な仕掛けがしてあろうとは・・・。
組み込み系技術屋でマニアの先輩に相談するとEPROMライターも6502CPUの逆アセンブラーも持っているという。逆アセンブルしてもらうとデータテーブルらしきエリアが見つかった。そこを書き換えてもらってCPUの上にROMを戻すと・・・やっと思うような動作をしてくれた。
ここまでくるのに全部で1か月近く。レーザーディスクを焼くくらいの報酬をもらいたいくらいだった。
あれから数年、某々資料館も新しい展示映像はPCを使ってHDDかSSDで流す事になるらしい。

サーバー切り替え

サーバーを切り替えたのでテストです。
パーミッションの設定はOKか?

Linux

ファイル 3-1.jpg

社内サーバーのマシンを変えようと思う。今使っているのはpen3 1G Dualという10年前のアーキテクチャーなので動画にアクセスが集中すると簡単にダウンしてしまうのだ。といっても新しいサーバーもpen4 2.8G なのであまり期待はできないのだけれど。なぜこんな古いマシンばかり使うのかというと単に編集などに使えなくなったマシンをサーバーに回しているからということなのだ。HDも古い物が多いのでいつ逝ってしまうか、これも心配なのだった。

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